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トップページどんなデータで渡せばいいの?2.各アプリケーション
「自作のフルデータで印刷を注文したいけど、いったいどんなデータで渡せばいいの?」

ここでは、弊社を含めたごく一般的な製版・印刷会社へデータを入稿する際
どのようなデータで印刷を注文すれば良いかご紹介します。

※こちらでご紹介する内容は、全国すべての印刷会社で対応できる方法ではありません。
他の印刷会社様へ注文される場合は、データ形式などをあらかじめ確認する必要がありますのでご注意ください。

なお、以下の項目は Windows/Macintoshとも共通です。
1.

入稿に関する予備知識
と基本的な準備内容

2. 各アプリケーション
での保存方法など
3. 特色を使用するデータ
の作成方法
(例はIllustrator8.0)

2.各アプリケーションでの保存方法など
  ●Illustratorデータで保存する
●Photoshopなどの画像データで保存する
●WordやExcelで保存する
●その他 データ以外から印刷する
●Illustratorデータで保存する
Adobe Illustratorの各バージョンで作成・保存したデータを用意します。
その際、フォント(文字・書体)は必ず「アウトライン化」しましょう。
 
「なぜアウトライン化するの?」

フォントは、お客様のパソコンで表示できる(パソコンに入っている)ものでも印刷行程で使用するパソコンには入っていない場合があります。

そのまま「文字」の状態で持ち込むと、文字の形や文字間が変わってしまうので正しく印刷することができません。

このフォントは「アウトライン化」することで「文字」→「絵」のデータに変換されるため、フォントが入っていないパソコンでも正しく表示できるようになります。

データが完成した時点で「アウトライン化」し別名(もしくは上書き)保存するクセをつけておくと良いでしょう。

 
また、バージョン特有の「透明効果」や「アピアランス」などの設定は分割や拡張はせず、そのままのバージョンで「.ai」保存することをおすすめします

もしも「どうしても8.0形式で入稿したい…」といった場合は、透明効果・アピアランスは分割・拡張もしくはラスタライズし(いずれも高解像度で指定してください)文字はアウトライン化し、画像は埋め込みして

(CS2の場合)
1.「CS2」→「CS形式で別名保存」
2.「CSで開く」→「Illustrator Legacy EPSで書き出し」 →「Illustrator 8.0に指定」

とすれば、8.0で処理できるデータを作ることができます。

しかし、こちらのデータは無理な下位互換をしているためすべてのデータの安全性を保証することはできません。
多くの埋め込み画像による「旧アプリケーション動作鈍化」や「旧OSへの負担」を考えますと、上位バージョンから下位バージョン形式で保存することは、おすすめできません


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●Photoshopなどの画像データで保存する
・レイヤーはなるべく統合しましょう
例えば、Phohtoshopで画像の上に文字を入力した場合、この文字は別レイヤーに「文字情報」として記録されます。

しかし、このように文字レイヤーを保持したままの「.psd」データを他の環境のパソコンで開くと、同じフォントが入っていないために正しく表示することができません。

考え方は 「なぜアウトライン化するの?」でご紹介した内容と同じです。

この「文字」レイヤーは他の「画像」レイヤーへ統合することで 「文字情報」→「画像情報」へと変換され、他のパソコンで開いたときにも正しく表示できるようになります。

・解像度について
「画像(写真)」は、印刷の出力線数にもよりますが、原寸(100%)で解像度は300〜350dpiにするのが一般的です。
CMYKやグレースケールなどの画像は
原寸の350dpiで保存

また「ロゴマークや文字を画像で作りたい」といった場合には、原寸の高解像度(720dpi以上)で2階調(白黒でグレーの中間調が無いデータ)の画像にしておくと、フチの「ギザギザ感」をある程度おさえることができます。

「解像度が低いデータしかないんですが…」
「手持ちのソフトでは、解像度までは確認できません。」

といった方は、他にも印刷する手段がありますので ●その他 データ以外から印刷する をご覧ください。

モノクロ2階調のデータは
原寸の720dpi以上で保存
線数とは、アミ点の細かさを表しています。数字の値が小さいほどアミ点の間隔は広くなり、値が大きいほどアミ点の間隔が狭くなります。

一般的なカラー印刷では175線、新聞など単色(1版のもの)の場合は150線が多く使われています。
印刷用の画像データを作る場合は、この線数に対して2倍程度の解像度であれば問題なく使用できます。

 
一般的なカラー印刷の場合
(CMYK4色)

新聞などグレーまたは特色1色の場合
デジタルカメラ(以下デジカメ)の売り場でよく目にする『○○画素』といった数字は、そのデジカメで撮ることのできる最高画質に設定した場合の最大画素数(ピクセル数)を表しています。
100万画素のデジカメで撮った画像の場合、1枚の画像を表現するために100万個の点で表現していることになります。
下記は一例として、画像の幅と高さの比率を4:3とした場合、印刷ではどのくらいの大きさに堪えられるのかを表しています。
 
デジカメの画素数 一般的なカラー印刷の場合
(175線印刷・350dpiで使用)
新聞等の場合
(100線印刷・200dpiで使用)






・保存形式について
Photoshopをご利用の場合は、画像を統合した後「EPS」もしくは「TIFF」形式で保存するのが一般的です。

「JPEG」「PNG」「GIF」「PICT」「BMP」
などでも構いませんが再保存する際はできるだけ画像の劣化を防ぐためにも、圧縮しすぎないように注意しましょう。

  一般的な保存方法は『EPS』もしくは『TIFF』
・プロまたはハイアマチュアカメラマンのお客様へ
デジカメで撮影したデータは、弊社の熟練した画像処理技術によって高品質に仕上げることができます。
お客様側では、撮影したRAWデータをTIFF(16bit/8bit)またはJPEG(8bit)へ変換するまでの作業を行っていただき、その後は弊社にて印刷用データとしてRGB→CMYKへ変換する際にメリハリのあるシャープな画像に補正いたします。
弊社では、プロ仕様のデジタルカメラ用画像最適化ソフトウェア(Color Genius DC/大日本スクリーン社)にAdobe Photoshopを併用して補正しますので、従来のポジフィルム分解と同程度の品質を得ることができると同時に、デジカメの機種や撮影データの内容に合わせて、個々の画像にお客様の要望を反映させることができます。

また、データの内容によっては、複数のファイルに一定の処理を施す『ホットフォルダ』を利用して、画像を大量に処理をすることもできます。この場合、画像に適切な処理がされているかを1点1点確認しておりますので、処理が適正でなかった画像については再度補正をやり直しております。

【RAW(ロー)データとは】
デジカメには、JPEGデータで保存する以外にもRAWデータとして保存できる機種があります。JPEGの場合、撮影後はカメラ側で自動的に圧縮して保存されますが、RAWの場合にはカメラ側で圧縮処理はされないのでJPEG保存時に現れるノイズなどの劣化を起こさず高画質な画像を得ることができます。あらかじめ印刷利用をお考えの場合には、RAWモードでの撮影をおすすめします。

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●WordやExcelで保存する
Microsoft OfficeのWordやExcelの各バージョンで作成・保存したデータはフォントについて注意が必要です。

WordやExcelのデータはフォントをアウトライン化することができません。そのため、お客様がデータに使用するフォントが製版・印刷会社にあるかどうかを前もって確認する必要があります。詳しくは「なぜアウトライン化するの?」をご覧ください。

パソコンを買ったときにもともと入っていたOS付属のフォントを使う場合や、文字の形や文字間が変わってしまっても構わないという場合は、事前の確認は不要ですが、データを渡す際にその旨を明記して添付しましょう。

(例)Win2000、Word2000、B5(全16ページ)、MS明朝(和文)、Euclid(欧文)を使用しています。

  書類中で使っているフォントは
すべてメモして
製版・印刷会社に確認をとりましょう
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●その他 データ以外から印刷する
データを大きめにプリントアウトまたは清書した紙を用意します。ここでも最終的な寸法を書き込むことを忘れないでください。

解像度の項目で少し触れましたが、解像度の低い画像データから印刷したものは、モザイクのようなギザギザがたくさん出てしまうので、見た目にあまり美しくありません。

そこで、72dpiなどの低解像画像データは、家庭用のプリンタなどで原寸よりも大きめ(200%以上)にプリントアウトします。
印刷会社で、この原稿をプロ専用スキャナ(高解像度)で取り込むと、解像度の低いデータから直接印刷した場合に比べてギザギザ感を抑えた印刷物に仕上げることができます。

ただし、元データの解像度が極度に低い場合や拡大率が高すぎるもの、また、プリントアウトした時点で文字や画像がつぶれてしまっている原稿はあまり効果がありませんのでご注意ください。


低解像はフチにギザギザ感が出ます


最終的に少しなめらかな画像になりました
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